Windows PC用のブラウザ「Donut L」やWindows Mobile用のブラウザ「Wasabi」を使うと、User Agent を変更することによって、サイト側にWinPC機やWM機をケータイとして認識させることができ、ケータイを用いなくても、いわゆる「ケータイ サイト」を見ることができます。単に User Agent を変更しているだけなので、「必ず見られる」というわけではありませんが、多くのサイトが見られるようになります。
ぼくの場合、頻繁に行くサイトのリンク集をHTMLファイルにまとめ、これをブラウザの「ホーム」にしています。このファイルをダブルクリックすると、「IE 8」や「IE for Pocket PC」が起動してこれを開くことになりますが、ファイルをダブルクリックするだけで必ず「Donut L」や「Wasabi」などが起動してこれを開くようにするとけっこう便利です。そうするために、以下のような作業をしました。自分用の覚え書きで恐縮ですが、書き留めておきたいと思います。
★「htk (Hyper Text for Keitai)」という拡張子を新設:
この拡張子を持つファイルをダブルクリックすると、「Donut L」や「Wasabi」が起動してこれを開くように設定。設定作業は以下のとおり。
Windows PCのデスクトップ画面で左クリック(=副クリック。左利きなので)し、「新規作成(W)」→「HTML ドキュメント」をクリックし、「新規HTML ドキュメント.html」を作成。
このファイルを左クリック(同上)し、「名前の変更(M)」をクリック。
拡張子「html」を「htk」と書き換え、キーボードの「Enter」を押すと、「拡張子を変更すると、ファイルが使えなくなる可能性があります。変更しますか?」というダイアログが出るので「はい(Y)」をクリック。
このファイルをダブルクリックすると、「このファイルを開けません」というダイアログが出て、その中に「一覧からプログラムを選択する(S)」という項目があるので、この項目のチェックボックスを「ON」にした後、「OK」をクリック。
「ファイルを開くプログラムの選択」という窓が出現するので、その中の「参照(B)」をクリック。
「プログラムから開く」窓が現れるので、「Donut L.exe」を格納したフォルダを探し、この「Donut L.exe」をダブルクリック。
すると上記「ファイルを開くプログラムの選択」という窓の「プログラム(P)」欄に「Donut L」が選択反転された状態で現れる。「このファイルの種類の説明の入力(D)」欄に「ケータイ用HTMLファイル」と記入(←この作業は任意)。
「Donut L」が選択反転されていることを再度確認し、「この種類のファイルを開くときは、選択したプログラムをいつも使う(A)」のチェックボックスが「ON」になっていることも確認した上で、「OK」をクリックする。
するとデスクトップ上に作成した「新規HTML ドキュメント.htk」ファイルのアイコンが「Donut L」の絵に代わるとともに、このファイルが「Donut L」で開かれる。
この作業以降、拡張子が「htk」のファイルは自動的に「Donut L」で開かれることとなる。