ぼくが端末に望んでいること:
1. OSが Windows Mobile 6 以上であること。
2. 出来るだけ軽く/小さく、そして何より薄いこと。
3. microSD等のスロットがあること。
4. 無線LANに接続できること。
列挙した数字は優先順位でもあります。以下、補足です。
「1.」について。PDAの延長線上で携帯電話を考えているぼくとしては、自分が必要なソフトウェアを追加できること、不必要とみなしたものは削除できること、これは必須条件です。この時点で既に、普通の携帯電話はパスです。別にMicrosoftにこだわりはありません。Appleの製品でも、もっと汎用性を高め、「脱獄」とか必要ないようにしてくれれば、何の抵抗もなく、iPhoneを購入します。が、現時点ではそのソフトウェア(主にフリーウェア)の規模が小さ過ぎる。あと、Windows Mobile 機と言っても、Standard Edition等の「特殊」OSだと、一気に使えるソフトウェアの数が減るため、これも除外。昨日記事にした、「X02HT」はこの点で触手が止まります。
「2.」について。以前書いたとおり、今は「S11HT」を使っています。「Monster」(あるいは「Kaiser」)の名に恥じることなく、ぼくの要望はほぼ全て叶えてくれます。が、いかんせん、大きい。重い。分厚い。「112x59x19 mm(WxHxD), 190g」ですから。外寸から言って、シャツの胸ポケットに入れておくことは不可能ではありませんが、現実的ではありません。流石に VAIO type P をジーンズのおしりポケットに入れるのに比べれば、「無理はない」のですが。ともあれ、シャツの胸ポケットに「自然に」入れておける Windows Mobile 機がほしいのです。
「3.」について。ぼくは大事かつ頻繁に使うデータはmicroSDに入れて、自宅デスクトップPC、外出時用ノートPCそしてスマートフォンにそれを挿入して使っています。この使用法を踏襲する限り、スマートフォンにもなんらかの記憶メディアを挿入できるスロットがほしい。この点で、「Touch Diamond」の購入に二の足を踏んでいます。「iPhone」もしかり。スロットがないのです。が、今回登場する(らしい)「Touch Diamond 2」ではそのスロットがあるとのこと。これが上記期待の最大の根拠です。以前紹介した東芝の「TG01」にもスロットがあるらしいので、この2機の発売を心待ちにしています。
「4.」について。自宅には無線LAN環境を作っています。だから自宅ではEmonsterも無線LANに繋いで使っています(プッシュ・メールの受信を除く)。PCからほんのちょっとしたデータをEmonsterに移そうと思うと、microSDを介してこれを差し替えて移すのはちょっとおっくうです。そんな時、無線LAN経由で移すとめちゃめちゃ楽。また、Emonsterには一応「WMWiFiRouter」というソフトウェアを積んでいます。外出時は基本的にこれを使って、Emonsterを無線ルーターにして「ノートPC→[無線LAN]→Emonster(WMWiFiRouter)→[emobile網]→WWW」という手段でネットに繋いでいます。これと同じことをするためにも、「無線LANに接続できる」というのは、端末を選ぶ際の重要なポイントになります。ちなみに、この点で「Emonster lite」は却下でした。
なんだか長々(≒たらたら)と書いてきましたが、ともあれ、HTCの「Touch Diamond 2」、東芝の「TG01」ともども、かなり期待しています。
